
千歳基地航空祭 2020年は中止に
政府専用機やブルーインパルスの展示飛行を見られる夏のイベント(2020年中止)
航空自衛隊 千歳基地(北海道千歳市)は、新型コロナウイルス感染症防止のため、7月19日に予定していた「千歳基地航空祭」の中止を決定しました。
千歳基地航空祭は、航空自衛隊が運用する政府専用機やアクロバットチーム「ブルーインパルス」の展示飛行などが人気のイベントで、毎年夏に開催しています。

年に一度開催される迫力の空イベント【千歳航空祭】
自分が住んでる北海道。空の玄関になる千歳市では毎年大きなイベントがあります。こんなに航空ファンがいたのか!?というくらいに人がたくさん集まる「千歳航空祭」です。残念ながら2020年の航空祭は中止になってしまいましたが、少しこの航空祭をご紹介します。
自衛隊の千歳基地で開かれる千歳航空祭に訪れるのは、航空ファンだけではないようです。航空祭では多くの人が楽しめるように「ちびっこ救出大作戦」などの子ども向けのイベントも開催されます。その他にも千歳基地カレーや自衛隊のグッズを売る出店もあり、会場はとてもにぎやかな雰囲気で親子連れやツアー客など様々な人で賑わいます。

基地の中で行われるイベントなので、自衛隊の様々な装備や備品の展示も行われています。じっくり間近で様子を見られる地上展示。実際に様々な戦闘機が頭上を飛行する展示飛行。さらには戦闘機のコックピット公開なども行われます。このような展示は北海道では千歳基地だけです。
その中でも観客達を沸かせるのは、「ブルーインパルス」によるデモンストレーション! 真っ青な空にスモークの白線を引きながら飛ぶ様子はとても格好が良く、技が決まるたびに、観客からは大きな歓声と拍手が響きます。ブルーインパルスを見るために道内外から10万人もの人が集まるほどの大迫力のイベントです。

「ブルーインパルス」飛行訓練の実施
令和2年8月3日(月)から5日(水)の3日間に「ブルーインパルス」の飛行訓練を千歳基地において実施すると航空自衛隊千歳基地から発表がありました。通常と異なる経路を飛行することが予想されますのでお知らなのです。

今は少なくなりましたが、昔は民家のすぐ上を低空で戦闘機が飛んでいて、テレビの音もきこえませんでした。また知人が遊びに来ると「緊急事態!?」と戦争でも起きたのかと勘違いするほどなんです(笑) 今回もそこまでとはいかないにしろ、普段とは違う経路を飛んだり、ましてや転回したりもすれば驚く人もいると考えられることからの、発表なのでしょう。

1.訓練の目的
この訓練はコロナ禍による展示飛行機会が減少する現下において、曲技飛行等に関する能力の維持向上を図るために実施するもの。
2.訓練期間
令和2年8月3日(月)から5日(水)
※移動日及び訓練日を含む
3.曲技飛行訓練日時及び回数
訓練日:令和2年8月4日(火)
時間:8時00分から17時00分
回数:1回40分程度の訓練を2回以内実施
4.訓練部隊及び規模
訓練部隊:第4航空団第11飛行隊
規模:T-4(プルーインパルス)最大4機、人員約40名
あくまでも訓練です。自衛隊の訓練については、いろいろな声もあるかと思いますが、操縦の上達と能力の維持向上を目的としたものなんですね。

航空自衛隊千歳基地からの通知文 第4航空団第11飛行隊の千歳基地移動訓練について(6月29日付) (PDF 21KB) 第4航空団第11飛行隊の千歳基地移動訓練について(変更)(7月6日付) (PDF 12.6KB) ■千歳市ホームページ より
ちなみにブルーインパルスの曲技飛行は、こんな感じです。
まとめ
みんな楽しみしていたイベントなので、訓練飛行でも見れたら嬉しいかも、ですん。ただしイベントではないので「たまたま」見れることを期待して空を眺めてみましょう!

2020年の千歳航空祭が中止のためこんな動画を作っている方もいるみたいでした。

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