さよならリアル無限列車「SL鬼滅の刃」DJ鉄ポリスに見送られ

下記は、乗りものニュースに掲載された恵 知仁(鉄道ライター)さんの記事です。

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開を記念し、JR九州が8620形蒸気機関車を使って運行している「SL鬼滅の刃」がラストラン。大勢の人が集まった久留米駅では、「DJ鉄ポリス」の活躍もありました。

駅に「緑と黒の市松模様」を身にまとった人たち

きょう2020年11月23日(月・祝)、博多駅から鹿児島本線の下り列車に乗っていたら、線路脇に撮り鉄が多いことに気付きました。

しかも、写真に障害物が入る、きれいに列車が入らない等の理由で、撮り鉄なら選ばなそうな場所でカメラを構えている人、スマホを持った老若男女が、撮り鉄以上に多数います。

久留米駅(福岡県久留米市)で下車すると、券売機にできていた行列に吃驚。「緑と黒の市松模様」を身にまとった親子連れなどで、長蛇の列です。

運転を終え博多駅から去って行くJR九州の「無限列車」(2020年11月23日、恵 知仁撮影)

きょうは、JR九州が「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」公開を記念し、そのコラボレーションで運行している「SL鬼滅の刃」の運転最終日でした。

作中に登場するSLのモデルとされる8620形蒸気機関車を使い、作中のように「無限」のプレートを掲げた「リアル無限列車」で、11月に5回、熊本発博多行きで運行されていました。

久留米駅の券売機長蛇の列は、入場券を購入しホームで「無限列車」を見ようとしていた人たちです。同駅は、ホームはもちろん、駅外の線路脇も「無限列車」を待つ人で鈴なり。ちょっと大きな音がして、その方向を見ると、ヘリコプターが止まりそうな速度で駅の上を飛んでいました。


「無限列車」到着に「DJポリス」ならぬ…

そうした大勢の人たちに、安全に「無限列車」を楽しんでもらおうと、久留米駅ホームではJR九州の社員や警察官が多数、その任務にあたっていました。

そこでこんな注意喚起が、警察官の拡声器から聞こえてきました。

「自撮り棒は使わないでください。架線には交流2万ボルトの電気が流れており、危険です」

その通りで、鉄道に詳しい警察官だなと思っていたら……。

「SLの石炭の汚れが服についたら落ちませんので、お気をつけください。ミニSLを走らせている経験から申しますが」

「DJポリス」ならぬ「DJ鉄ポリス」が、福岡にいました。

「無限列車」に大勢の人たちが集まった久留米駅(2020年11月23日、恵 知仁撮影)

今回、私は図らずも「無限列車」に出会い、予定を変更してその姿を見ることにしましたが、印象的だったのは、こうした御時世のなか、久々に楽しい雰囲気へ久々に触れたことです(「無限列車」には乗っていません)。

久留米駅から「無限列車」を先行する列車に乗ると、踏切、陸橋、歩道橋、重機が置かれた空き地、田んぼのあぜ道、筑後川の河川敷など、「無限列車」の到着を今か今かと待つたくさんの老若男女。車内では「すごい! ここにもいっぱい待っている人がいる!」という声。

久留米駅のほか、鳥栖駅も博多駅も大勢の人たち。コスプレをした大人の姿、子どもの姿。ダンボールでできた嘴平伊之助の猪頭をかぶった子どもも、注目を集めていました。

恵 知仁(鉄道ライター)

乗りものニュース

https://trafficnews.jp/post/102137

※サムネイルの画像は乗りものニュースより

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